バリ島で仕事をしたいけど、どんな仕事をしたらいいのだろう?
社員募集見つかったけど、この仕事でいいのだろうか?
長く続けられる最高の仕事を探したい。
バリ島での仕事探し、なかなか思い通りの仕事見つかりませんよね。
贅沢は言わず、とりあえず見つけた仕事に応募して、後で後悔なんてことありませんか?
なぜ、思い通りの仕事が見つからないのか?
それは、バリ島の仕事に関する常識や事情などが、わからないからなんですね。
バリ島の仕事事情は日本とはちょっと違う所があります。
でも、そのことを日本に住む日本人が理解するのはちょっと難しい。
そこで今回はバリ島で最高の仕事を見つけるために知っておくべき3つのポイントを解説します。
私は、2008年にバリ島に移住し、現地で就職活動や転職を経験しており現在の職場では採用担当もしております。
自身が体験したことや、調査したことなどを基に、3つに絞って解説をしていきます。
この記事を読んで頂ければ、最高の仕事を見つけるためのポイントが理解できます。
その事により長く続けられる自分にとって最高の仕事が見つかります。
何も準備をせずにバリ島で就活をするのではなく、しっかりと情報を仕入れて、自分に役立つ仕事を探しましょう。
記事内容を簡単にYouTubeで解説しております。記事を読む時間の無い方、通勤途中の方などはぜひYouTubeをご覧ください。
目次
ポイント1:バリ島で日本人ができる仕事
バリ島で日本人ができる仕事、求人がある業種を紹介します。
バリ島は観光の島ですので、観光業関連の仕事が主なものになります。
求人がある業種
バリ島で多い日本人向けの求人を紹介します。
- ホテルやスパのゲストリレーション(お客様対応)
- 現地旅行会社のオペレーター(お客様対応や予約手配)
- アクティビティ会社のマーケティング(旅行会社への売り込みなど)
- ウェディング会社のコーディネーター
- フォトグラファー(観光やウェディングのカメラマン)
- 日本語教師
- 病院のコーディネーター、通訳
- 調理師など
求人の詳しい内容や現状については以下の記事で詳しく説明していますので、仕事を探している方はぜひご一読ください。
>>バリ島で働く!日本人にお勧めな求人はコレ!
日本人ができる職種
現地インドネシア人の雇用安定のために、外国人ができる職種には制限があります。
外国人ができる職種はマネージャーとアドバイザーだけになります。
マネージャーとは、組織を統括管理する立場。
日本でいったら、課長や部長といった部門長になります。
つまり管理職ですね。
アドバイザーとは、インドネシア人スタッフに自身のもつスキルや技能を指導する仕事。
必ず、アシスタントがいて、そのアシスタントの指導が主な業務になります。
このように、日本人は作業者や担当者といった現場の仕事や単純作業はできません。
雇用の確保のためインドネシア人にできる仕事ならインドネシア人にやらせるといった考えがあるからです。
ただし、現実ではトラブル対応や指導のために日本人スタッフが接客や現場仕事をすることもあります。
それは、あくまで特別な場合であって、日常的な仕事ではありません。
仕事で使う言葉
バリ島で働くためにはインドネシア語の習得が必要かという質問を受けます。
結論は、インドネシア語を習得するより、英語を習得です。
会社が外国人を雇う理由は、日本人など外国人の対応をしてもらうためです。
ですので、一番必要な言語は日本語、そして世界の共通語である英語です。
インドネシア語ができないと、職場内のコミュニケーションが取れないと考えるかもしれません。
しかし、外国人を雇う会社は社内で英語が日常的に使われていたり、通訳がいたりします。
プライべートは別ですが、仕事に限って言うとそれほどインドネシア語ができなくても問題はありません。
ポイント2:バリ島の一般的な労働条件
バリ島での労働条件ですが、日本の物とそれほど大きな差はありません。
ただ、中小企業が多いので、若干日本より条件が悪いところもあります。
給料相場
給料ですが、業種や職種によってまちまちです。
おおよそですが、初任給はRp6,000,000(5万円程度)~Rp12,000,000(10万円程度)です。
業務経験があるとか、スキルがあるという方は初任給も高くなります。
職種でいうと、アドバイザーよりマネージャーの方が給料は高くなります。
業務経験やスキルによってはRp15,000,00(12万円)以上という事もあります。
ちなみに、インドネシアの首都ジャカルタでは、日本人の最低賃金はRp15,000,000だそうです。
ジャカルタの給料は日本人もインドネシア人もバリ島の2倍近くあるそうです。
仕事はきついですが、お金を稼ぐならジャカルタに行った方がいいかもしれませんね。
労働時間
労働時間はどこでも8時間となっています。
始業は09:00、就業は18:00で1時間の休憩時間というパターンが多いですね。
また、就業時間以外の業務には残業手当を付けなくてはいけない決まりとなっています。
ただし、ホテルやスパといった営業時間が長い職場では、シフト制を取っているところが多いです。
場合によっては、12時間勤務という所もあるそうです。
休日
多くの会社はインドネシアやバリ島のカレンダーに合わせて休日を設定しています。
ただし、週休2日制はまだ定着しておらず土曜日半日という会社もあります。
スパやホテルなど、定休日がない職場はシフト制でお休みを取ることが多いです。
ワーキングビザ
バリ島で外国人が働くには、労働許可、就労ビザが必要です。
ビザなしで仕事をしたら、不法就労となります。
労働許可と就労ビザ、KITAS(居住許可)は会社が取得する事となっています。
取得費用も会社負担が原則ですが、渡航費用や申請用の写真撮影費などは従業員負担という会社が多いです。
住宅福祉
寮がある会社は少ないです。
ただし、ホテルでは、従業員にホテルの一室を貸与するところもあります。
住宅手当についても、出す会社、出さない会社まちまちです。
通勤方法
バリ島には公共バスが少ないので、基本的にバイクや自転車などでの通勤となります。
自動車通勤も駐車場があれば大丈夫と思いますが、従業員で自家用車を持っている方は少ないので、あまり自動車通勤の例を聞いたことはありません。
通勤費は、ほとんどの会社が出していないと思います。
ポイント3:バリ島での仕事の探し方
バリ島での仕事の探し方について解説します。
インターネットで探す
一番多い方法はインターネットで探す方法です。
一つは、就職情報サイト。以下にバリ島の就職情報が載っているサイトを紹介します。
また、バリ島の会社が自社サイトに求人情報を載せていることがあります。
「バリ島 求人」で検索してみてください。
口コミや紹介で探す
日本のようにハローワークや求人誌がないバリ島。
意外と、口コミや紹介での求人も多いですよ。
日ごろから友人など周りの人に、仕事を探していることを話しておくと、情報を持ってきてくれることがあります。
現地で探した方が良い理由
バリ島の就職活動ですが、できたらバリ島に渡航して、現地で探すことをおススメします。
その理由は
- ネットなどに流れる前の最新情報を入手できる
- 好条件のお宝情報が入手できる
- すぐに面接などできるので、効率よく仕事探しができる
また、採用する方としても、すでにバリ島にいる方の方が、現地事情も分かっているので採用しやすいという事もあります。
以上の事から、まずはバリ島に来てしまう方が好条件の仕事が探せます。
最高の仕事を見つける3つのポイントまとめ
今回はバリ島で最高の仕事を見つける3つのポイントを解説しました。
ポイント1:
バリ島は観光の島なので、ホテルやスパのお客様係をはじめ、観光関係の仕事がほとんどです。
どうしても、お客様とのやり取りがあるので、接客業が得意な方のほうが、良い仕事が見つかる確率が高いです。
ただし、労働許可や就労ビザの関係でできる仕事や職種に制限があります。現場仕事や直接の接客仕事はできません。
ポイント2:
バリ島の労働条件は日本の中小企業並みと考えておけばいいでしょう。
給料は業種によってばらつきはありますが、初任給はRp6,000,000~Rp12,000,000程度と考えておきましょう。
休日はまだ完全週休二日制は浸透しておらず、土曜日半日という会社も多くあります。
勤務時間はおおむね9:00~18:00の8時間労働。ただし業種によってはシフト制もあります。
ポイント3:
仕事探しはインタネットもしくは口コミや紹介になります。
また日本で仕事探しをするより、バリ島でした方が良い仕事に出会える確率が上がります。
採用する方も、バリ島に滞在している方ならバリ島生活になれているので採用しやすいという事もあります。
最後に就活に関するアドバイスをします。
バリ島で日本人を雇いたいと考えている会社は、即戦力を期待しています。
その為、募集業種について業務経験やスキルがある人の方が優先的に採用されます。
バリ島で仕事を見つけたいというのでしたら、勤務経験やスキルのある業種を探しましょう。
もし、そのような経験やスキルが無ければ、急いで身につけましょう。
それが、バリ島で仕事を見つける早道です。