この記事は海外移住なんてやめとけと反対する親や周囲の人をいかに説得するかということを筆者の体験を基に紹介したものです。海外移住を計画しているが反対されているという方の参考になれば幸いです。
日本を飛び出して海外に移住しようと考えている若い方が増えているようです。
若いうちに海外生活を経験しておくことは、視野が広がり人生にとってとても有意義なことです。
しかし、海外移住には多くの障害があります。
そのうちの一つが、海外移住などやめとけと言った親族や周囲の人の反対。
これをいかに説得するかが、問題です。
筆者も、2008年にバリ島に移住する際、親や友人からやめとけと反対されました。
しかし、海外移住の計画を練り説得することで、無事バリ島移住を成功させました。
この記事では、そんな筆者の体験を基に、海外移住なんかやめておけという人々を説得する方法を紹介します。
海外移住を検討している人の中には、周囲の反対を受けている人も多いと思います。
ぜひ、この記事を読んで、海外移住やめとけという人を説得し、みんなの後押しをもらって海外移住を成功させてください。
反対されて移住するより、みんなの拍手の中での移住の方が楽しいものですからね!
目次
海外移住やめとけと反対する人を説得する方法
反対する人たちを説得するには、用意周到な移住計画を作り、それを説明することが一番有効なのです。
計画がしっかりしていれば、周囲の人たちもあなたの本気度がわかるし、不安なども払しょくされます。
海外移住を反対する理由
まず、なぜ周囲の人たちは海外移住を反対するのか、考えてみましょう。
その理由は以下の3つに絞られます。
- 移住する目的、理由がわからない
- 移住先についてよくわからない
- 生活設計が甘く、すぐに破綻するのではないか
なぜ移住するのか?どこに移住するのか?どうやって移住するのか?
この情報がしっかりと伝わっていないから、周囲の人たちは不安になって心配するのです。
つまり、この3つの要因について、きちんと説明すれば、移住について反対する理由がなくなるんですよね。
海外移住計画を説明し周囲の不安を払しょくする
もうわかったと思いますが、なぜ移住するか、どこに移住するか、どうやって移住するか、という3つの不安要素を払しょくすれば周囲の反対はなくなるという事です。
3つの不安要素を払しょくするために、以下の事をしっかりと説明します。
- 移住する背景と目的
- 移住先の治安、経済状態、場所など
- 移住生活の生活設計
でも海外移住計画を説明しても、いろいろ理屈を言われて反対されるのではないのかなぁ?
こんな事もあるかと思いますので、次の項目でその対策を説明します。
さらに反対意見を聞き対応する
海外移住計画を説明しても、さらに反対はあるかと思います。
しかし、その反対意見は主にその計画に対するものです。
例えば、
計画の内容が理解できない
情報が不十分
計画が甘いのではないか
と言った事です。
つまり、これって闇雲に反対するのではなく、反対する理由がはっきりしてますよね。
そう、これがすごく重要な事なんです。
なぜ海外移住を反対するのか?
その理由がはっきりすれば、説得するための方法が明確になるじゃありませんか。
海外移住計画を説明することにより、反対する理由がより具体的になる。
そうすれば、反対意見への対応方法も考えられる。
こうやって、ひとつづつ反対意見をつぶしていくことが重要なんですね。
反対する人々を説得するのに、海外移住計画の説明はとても有効な手段であることが理解していただけたと思います。
では、次はこの計画、どうやって考えたらいいのかを説明します。
反対する人を説得するための海外移住計画の立て方
海外移住計画はつぎの3つのことを検討します。
- 移住の背景と目的
- 移住先の情報
- 移住生活設計
では、この3つの項目について詳しく説明します。
移住の背景と目的
なぜ移住しようと考えるようになったのか(原因)
移住したら、どんないいことがあるのか(利益)
移住しなかったら、どうなってしまうのか(損失)
原因・利益・損失、この3つについてしっかり説明して下さい。
この3つをはっきりさせることによって、移住以外の方法を潰してしまいます。
つまり、自分は海外移住しなくてはダメなんだという事を宣言してしまいます。
移住先の情報
かなりメジャーな場所、親がよく知っている場所なら必要ありません。
しかし、周囲が不安になるのはその移住先がどんな場所かわからないから。
では、移住先についてしっかり説明して、不安を取り除きましょう。
- 移住先の場所、日本からの距離、移動時間
- 移住先の治安、自然状況、何かあった時の政府の対応
- 生活文化と文化のレベル
- 他にも日本人はいるのかどうか
このような事を説明して、移住先でも不安なく生活できる、いざとなったらすぐに帰国できるという事を理解してもらいましょう。
移住生活設計
ここが、移住計画の肝となるところです。
移住して、どのような生活を送るのか。
ちゃんと生活できるのか。
という事をしっかり説明します。
- どこに住むのか(アパート、ホテル、一軒家など)
- 誰と住むのか(友人、恋人、一人暮らし)
- 収入はどうするのか、またそのための準備計画は
- 将来どうしたいのか(永住、起業、結婚など)
- もしうまくいかなかったらどうするのか?
ここで特に大切な事が
将来どうしたいのかという将来設計
もしうまくいかなかったらどうするのかという保険案
この2点です。
極論すると、この2点がしっかりと計画されていれば、反対意見はほとんど出ません。
実現可能な計画を出されたら、反対はできないものです。
以上の内容で海外移住計をつくり、説得しましょう。
実はこの移住計画は周囲の説得以外にもメリットがあるんですよ。
その事を次の項目で説明します。
海外移住計画を考えるメリット
この海外移住計画を考えることによって、次のようなメリットがあります
- 反対する周囲を説得できる
- 周囲の支援を受けることができる
- 移住の成功率が上がる
周囲を説得できる
この海外移住計画を考える最大の目的は、周囲の説得です。
計画を練って、説明することにより、周囲が反対する理由、不安材料がより具体的になります。
具体的になれば、その対応ができます。
反対意見を一つ一つ対応することにより、反対する理由、不安材料がなくなります。
そうなれば、反対できなくなるのですよ。
周囲の支援を受けることができる
海外移住計画という具体的な計画が出され、周囲がそれを認めたら責任というものが出てきます。
そうなれば、移住計画のトラブルに対して、無責任な対応はできなくなるのです。
つまり、何かあった時の支援が期待できる。
これって、すごいメリットじゃないでしょうか?
移住の成功率が上がる
移住計画の検討は自分のためにも大切な事です。
移住の目的、計画をはっきりさせることで、何をすべきかが明確になります。
そうなれば移住の成功率も上がるんですよ。
海外移住やめとけという人を説得する方法まとめ
海外移住なんてやめとけと反対する人には海外移住計画の説明が一番効果的です。
移住の目的・背景、移住先情報、移住生活計画を明確にします。
そのことにより、反対する理由がなくなり、責任も発生する。
自身の移住計画もより具体的になり移住生活の成功率も上がることでしょう。
良いことずくめの移住計画、すぐに検討しまとめてみましょう。
海外移住失敗の原因の一つは、移住に対しての計画が甘く、行き当たりばったりの移住をすること。
きちんと調査をし、計画を練れば、海外移住それほど難しいものではないのですよ。