現在、インドネシアのソシアルビザ(B211ビザ)の取得はすべてオンラインで行うようになり、この記事のようにタイなど海外にあるインドネシア領事館に行って取得することはなくなりました。
インドネシア・バリ島のソシアルビザ取得方法は以下の記事にて詳しく紹介していますので、ソシアルビザの取得を検討している方はこちらの記事をご覧ください。
バリ島ソシアルビザ(シングルビザ)取得方法
この記事に書かれている情報は古い情報になりますが、過去の記録として記事は残しておきます。
ソシアルビザ取得のために準備すること
事前準備は、タイで取る場合も、シンガポールで取る場合も変わりません。
シンガポールで取得したときのように、以下の書類を揃えました。
- スポンサーレター
- スポンサーKTPのコピー
- 証明写真(4cm×6cm)2枚
- バリ島~バンコク往復航空券のコピー
- ビザ期限終了後にバリ島を出国する航空券のコピー
- 取得手数料・$50
スポンサーレターは前回同様ビザエージェントに作ってもらいました。
文章の内容はシンガポールの時に使ったものと同じですが、書類のあて名が在バンコク大使館になるので注意です。
つまり、シンガポール用の物とまったく同じというわけではありません。
航空券ですが、タイへの往復航空券はもちろんですが、ビザの期限が終了した後、バリ島を出国するための航空券も必要になります。
日本に帰国するための航空券でもいいですし、またシンガポールやタイに行く航空券でもいいです。
予定が立たない方は、とりあえずAir Asiaの安いチケット(クアラルンプール行きが安いです)を捨てチケットとして用意しておいてもいいでしょう。
ソシアルビザ取得するために行く大使館の場所
バンコクにはビザエージェントがいないので、自分で大使館に行ってビザ申請・受け取りをします。
バンコクのインドネシア大使館は、バンコク中心部、ペチャプリ通りにありあます。
アクセス方法ですが、BTS(スカイトレイン)スクンビットラインのチットロム駅もしくはラチャテウィ駅から行くのがわかりやすいです。
1)チットロム駅から行く方法
チットロム(Chit Lom)駅を降りて、ZENデパート、バンコク伊勢丹、ビックCなどが並ぶラトチャダムリ(Ratchadamri)通りを北に歩いていきます。
15分くらい歩くと川がありますので、そこを渡り、交差点を左に曲がります。
5分程度歩くとパンディッププラザというショッピングモールがあるので、その隣がインドネシア大使館です。
駅から徒歩20~25分くらいです。
2)ラチャテウィ駅から行く方法
ラチャテウィ(Ratchathewi)駅からペチャブリ(Phetchaburi)通りを東に10分くらい歩いていきます。
パンディッププラザがあるので、その隣が大使館です。
インドネシア大使館の隣のパンディッププラザは「バンコクの秋葉原」と言われるくらい有名な電気製品のショッピングセンターです。
インドネシア大使館を知らなくても、パンディッププラザを知らない人はいないので、ここを目印に行くといいでしょう。
ラチャテウィ駅の近くにはモタサイ(バイクタクシー)がいますので、歩くのがつらい方はモタサイを使うといいでしょう。
その際、必ずパンディッププラザまでと指定してください。
インドネシア大使館と指定すると、わからないと言われることがあります。
ソシアルビザ取得の手続き
インドネシア大使館は AM09:00~11:00 と PM02:00~3:30 までが開館時間です。
ただし、ビザ申請受付は午前中だけですので、09:00までには大使館に行くようにしましょう。
1)申請書の記入
大使館窓口にビザ申請用紙がありますので、それに必要事項を記入します。
記入テーブルには書き方見本があるので、それを見ながら書きましょう。
もし、間違っていたら、窓口で修正してくれます(結構親切です)
2)書類の提出
申請書と提出書類、パスポートを窓口に提出します。
書類をチェックして問題がなければ、隣の窓口で取得代金を支払うように言われます。
3)取得代金の支払い
支払い窓口で代金$50(米ドル)を支払います。
支払いは現地通貨THB(タイバーツ)ではなく、米ドルしか受け付けないので、あらかじめ用意しておきましょう。
代金と引き換えに、領収書とパスポートの預かり書が渡されます。
預かり書はなくさないように注意してください。
また、預かり書には、ビザ発給日付と時間が書かれています。
4)ビザの受け取り
ビザは、申請日から3営業日後に発給されます。
月曜日に申請したら水曜日に受け取りとなります。
大使館のお休みは土日とタイとインドネシアの祝日になります。
事前に祝日を調べてスケジュールを組みましょう。
ビザの受け取りはPM2:00からになります。
パスポート預かり書を忘れずに持っていき、引き換えにビザステッカーが貼られたパスポートを受け取ります。
受け取りには時間はかかりませんので、そのまま空港に向かいバリ島に移動してもいいでしょう。
おススメのスケジュール
なるべく時間と費用をかけないのなら、これから紹介する飛行機スケジュールがおススメです。
2泊3日の旅行になります。
1日目
デンパサール 01:35→バンコク・ドンムアン 04:55
Air Asia FD399便
バンコク到着後、そのままインドネシア大使館に向かいビザ申請を行います。
2日目
丸一日、暇ですのでバンコク観光を楽しみます。
パスポートは大使館に預けてあるので、タイ国外には出られません。
3日目
02:00PMに大使館に行き、パスポート受け取り。
そのままドンムアン空港に
ドンムアン 19:35→デンパサール01:10
Air Asia FD398便
飛行機の時間は2018年8月現在の物です。
実際にご利用の際はご確認願います。
バンコクとシンガポールの比較
ソシアルビザをバンコクとシンガポールどちらで取るのがいいのか比較してみました。
まず、取得代金や飛行機代、宿泊費などを比べてみました。
飛行機はAir Asiaを使い金額は円に換算してあります。
タイの場合
飛行機代 往復22,760円
取得代金 5,600円(50USドル)
宿泊費 4,000円×2泊=8,000円
合計 40,830円
シンガポールの場合
飛行機代 22,760円
取得代金 15,725円(185シンガポールドル)
宿泊費 5,000円
合計 43,485円
料金で見ると、タイの方が若干安くなります。
ただし、安い航空券を手に入れたり、滞在中の食費などを考えたら、シンガポールでもタイでもそれほど変わりはないかと思います。
まとめ
今回は、タイでのソシアルビザの取り方をご紹介しながら、タイで取るのとシンガポールで取るのはどちらがいいかも比較検討してみました。
金額面ではタイでもシンガポールでもそれほど差はありませんが、タイは2泊3日、シンガポールは1泊2日と所要日数には差が出ます。
また、タイの場合は自分で大使館に行かなくてはならないので初心者にはハードルが高いと思います。
結論として
- 初心者やなるべく時間を節約したい方はシンガポール
- 慣れている方、時間に余裕のある方、ついでに観光したい方はタイ
となるかと思います。