この記事では、バリ島移住生活においてインドネシア語習得の必要性についてバリ島在住者目線で解説をしております。
バリ島など海外に移住する場合、現地の言葉を習得すべきかどうかは、結構悩むポイントですよね。
特にバリ島は海外からの観光客が多い土地なので、英語が通じたり、日本語ができる人もたくさんいます。
そんな環境の中、現地の言語であるインドネシア語を習得する必要はあるのでしょうか?
結論から言いますと、バリ島で移住生活を送るのでしたら最低限のインドネシア語は習得すべきです。
なぜなら、インドネシア語をしゃべれるようになれば交際範囲もぐっと広くなり、たくさんの友人ができるようになります。
また、市場やワルンと呼ばれるローカル食堂にも一人で自由にいけるようになり、移住生活もぐっと楽しくなります。
この記事では、バリ島移住生活において現地言語であるインドネシア語を習得する必要性と、その習得方法について紹介します。
記事を最後まで読んでいただくと、バリ島に移住するのならインドネシア語は覚えておかなきゃ、と感じるでしょう。
そして、インドネシア語を学ぶことによりバリ島の人たちとのコミュニケーションや行動範囲も広がり、きっと素敵な移住生活を送ることができると思いますよ。
目次
なぜインドネシア語を習得しなくてはいけないのか?
インドネシア語は、インドネシア共和国の共通語です。
インドネシアには多くの民族がいて、民族ごとに使う言語が違います。
しかし、それでは国民間のコミュニケーションがとれず、国としても困ってしまいます。
そのため、全国民が簡単に覚えられて使えるような言葉、インドネシア語ができました。
つまり、インドネシア語は作られた言葉であり、覚えやすく、使いやすいように考えられているのです。
そのため、インドネシア語は世界でいちばんやさしい言語と言われています。
世界で一番やさしい言葉だから、わざわざ習わなくても大丈夫、住んでいれば勝手に覚えるなんて意見もありますが、それは違います。
基本を押さえておかないと正しいインドネシア語が理解できない
簡単なインドネシア語ですが、基本をしっかりと押さえておかないと正しいインドネシア語は身に付きません。
ローカルの方が話しているインドネシア語は、口語、つまり使いやすいように簡単に省略された言葉です。
また、若者言葉や省略語、スラングなどが入り混じった、正しいインドネシア語ではありません。
ちゃんとした教室で習わない限り正しいインドネシア語は身につかないのです。
では、なぜ正しいインドネシア語が必要なのでしょうか?
正しくなくても、コミュニケーションが取れれば十分ではないでしょうか?
もしあなたが、ただバリ島で生活するだけならそれで十分でしょう。
しかし、仕事をする、ビジネスをする、起業するとなったら、正しいインドネシア語を使う必要があります。
例えば、ビジネス書類は正確なインドネシア語で書かれていますし、書かなくてはいけません。
また、新聞や書籍、ニュースなども正確なインドネシア語がつかわれています。
正しいインドネシア語が身についていないとそれら重要な書類を読むことができず、大切な情報が入ってこなくなるのです。
友人たちから教わればいいのでは?
正しいインドネシア語の習得ですが、わざわざ学校や教室に行かなくても、友人たちから教わったり、書籍やネットからでもできるのではないか?
そう考える方もいると思いますが、それはとても効率が悪いのです。
友人たちから習うとしても、友人は語学の先生でも専門家でもありません。
ミスもありますし、教え忘れもあります。
また、教え方もちぐはぐになるでしょう。
書籍、やネットでの勉強もそうです。
自分で、知識を拾ってくるので、間違った理解や、習得忘れという事もあります。
それに対し、専門の語学学校や教室では語学を教える専門家ですので、効率の良い教え方をしてくれます。
また、生徒の都合に合わせてカリキュラムを工夫してくれるところもあります。
わからない所、間違ったところなどもちゃんとフローしてくれます。
このように、学習効率の面から、ちゃんとした語学学校、語学教室での習得をおススメします。
実は現地の方もインドネシア語は学校で習う
インドネシア語は多くの民族が住むインドネシアで全国民がコミュニケーションが取れるように作られた言語と説明しました。
実はローカルの方は生活ではあまりインドネシア語は使わないのです。
最も使われているのは、昔からその民族が使ってきた民族語です。
具体的に言うと、バリ島ではバリ語、ジャワ島ではジャワ語です。
しかし、これでは国内でコミュニケーションが取れないので、他の民族の方と話すときや、公共の書類などはインドネシア語を使うのです。
そのため、インドネシアの方は、インドネシア語を学校で習います。
インドネシア語は、学校などで習って覚える言語なのです。
ただ、最近はテレビなどの影響で学校に行く前でもインドネシア語をある程度は理解できていますが・・・
それと、ちょっと皆さん考えてみてください。
アナタは子供のころ学校の授業で国語を習いませんでしたか?
日本人なのに、学校で日本語を習っていた…
なんか、おかしくないですか。
そうなんです、正しい母国語というのは学校で習うものなのです。
生活の中で身に付ける言葉は、簡略されたり間違ったりしています。
だから、多くの国では正しい母国語を学校で習うのです。
この章のまとめ
- インドネシア語は多民族国家インドネシアにおいて全国民のコミュニケーションのために国が作った言葉である
- 簡単なインドネシア語ですが、ちゃんと基本を押さえておかないと、正しいインドネシア語は理解できない
- 正しいインドネシア語が理解できないと、ビジネスに不利になる
- 友人や書籍などからインドネシア語は習得できるがその効率は教室で習う方がずっと良い
- インドネシアの方も、インドネシア語は学校で習う
という事から、バリ島に移住するのであれば、正しいインドネシア語を習得する必要があるという事、理解していただけましたか?
正しいインドネシア語の習得方法
それでは、その正しいインドネシア語をどうやって習得するのか、を紹介します。
というか、さんざん「正しいインドネシア語はちゃんとした教室、学校で習う」と言ってきました。
その通りです。
ちゃんとした教室、学校でインドネシア語を習うのが一番なのです。
教室+実践がもっとも効率がいい
実は、私もバリ島に移住して最初にやったことがインドネシア語の習得です。
そのために、Siki-Baliという語学学校に通い、インドネシア語を習いました。
ただし、単に学校に通っていただけではありません。
教室で習い、それを実践することで効率的にインドネシア語を習得していきました。
具体的に言うと、学校で基礎を習い、授業が終わった後、習ったことを実際に街で試してみました。
また、習ったことを基に、毎日簡単なインドネシア語の日記を書いて、それを先生に見てもらいました。
このように、単に習うだけではなく、それをどんどん使ってみる事により、より早くインドネシア語を習得することができたのです。
皆さんの中でも、インドネシア語の学校に行かれる方がいるかと思いますが、ぜひ習うだけではなく、習ったことをガンガン使って早く身に付けるようにしてください。
しかし、「間違ったら恥ずかしいなぁ」という気持ちがあるでしょう。
心配しないでください。
インドネシア語が完璧な日本人はいません。
というか、完璧なインドネシア語を使えるインドネシア人もほとんどいません。
ですので、間違っても平気です。
どんどん、間違って、どんどん覚えていきましょう。
どこで習うのか?
では、どんな語学学校、語学教室で習うのがいいのでしょうか?
私がおススメするのは、デンパサールにあるSiki-Baliという語学教室です。
ここは、日本人がオーナーで、外国人にインドネシア語をおしえ、インドネシア人に日本語を教える私立の語学教室です。
語学をちゃんと習うのなら私立の語学教室ではなく、ユダヤナ大学などの公立大学で習った方がいいのではないのか?
はい、確かに効率大学で習った方がより専門的に習う事もできます。
しかし、大学で習うのはかなり敷居が高いのです。
大学に入るという事は留学になりますので、期間も一年となります。
また、カリキュラムもびっちりと決まっているので、個人の都合などで変えることはできません。
その点、Siki-Baliといった私立の語学教室なら、生徒の都合でカリキュラムを変えることもできますし、1か月、3か月と言った短期留学も可能です。
大学生で学問としてインドネシア語を習いたいという方なら大学への留学もいのですが、バリ島移住、就職、起業が目的なら私立語学教室の方がおススメできます。
また、Siki-Baliなら語学以外にも生活サポートを受けることができます。
具体的には、住居(アパート)のあっせん手配、ビザのあっせん手配、運転免許証の取得サポートなどなどです。
移住を開始するにあたり、特に住居手配などのサポートは大変ありがたいです。
このようなことから、私は移住希望者にSiki-Baliをおススメしております。
Siki-Baliの詳細は以下のリンク先をご覧ください。
>>バリ島であなたが暮らす・旅する為の語学留学 バリ島留学SIKI BALI
この章のまとめ
- 移住、ビジネス目的でインドネシア語を習うのなら私立の語学教室がおススメできます
- 単に語学教室で習うだけではなく、習ったことを実践することによりより早くインドネシア語を習得できます
- インドネシア語を習得するのなら語学教室のSiki-Baliがおススメです
インドネシア語を習得するとこんないいことがあります
移住、ビジネスのためにインドネシア語の習得は必須とお話ししましたが、具体的にはこんな良いことがあります。
ローカルの方とおしゃべりができる
インドネシア語ができるとローカルの方と話すことができます。
いやいや、バリ島の方は英語ができるからインドネシア語ができなくても話はできるでしょう?
はい、それは違います。
確かに、中には英語や日本語ができる方もいます。
しかし、それは観光業に従事している一部の方だけです。
市場のおばちゃん。
コス(アパート)の大家さん。
ワルンのおばちゃん。
ほとんどの方が日本語はおろか、英語も怪しいです。
そんなローカルの方とお話しするにはインドネシア語が必須です。
そして、ローカルの方と話ができれば仲良くなれます。
仲良くなれれば、買い物でおまけをしてもらえることがあります。
いろんな情報をもらうことができます。
困った時に助けてもらえることもあります。
つまり、バリ島で生活するうえで、インドネシア語ができると、かなりおお得なことが増えるのです。
人脈が広がる
インドネシア語ができることにより、人脈が広がります。
ビジネス関係の人脈なら、英語でもなんとかなりますが、インドネシア語ができた方がより広がります。
また、取引先の担当者だけではなく、事務の方や相手先のドライバー、現場の方などともコンタクトを取ることができます。
そのことによるビジネス上の利点はかなり大きなものになるでしょう。
就職に有利
バリ島で就職するには、インドネシア語より英語の方が有利と言われています。
スパやホテルのゲストリレーションでしたら、インドネシア人のお客さまより、外国人のお客様の方が多いです。
そうなると、世界の共通語である英語スキルの方が有利となります。
しかし、さらにインドネシア語ができた方がより有利です。
なぜなら、就職先のスタッフや取引先の大半はインドネシア人だからです。
職場の同僚とスムースに意思疎通ができる。
取引先や仕入先とコンタクトできる。
英語しかできない人より、英語もインドネシア語もできる人の方が就職に有利なのは、明白です。
この章のまとめ
インドネシア語ができるようになると
- 市場やワルンのおばちゃんと話ができるようになり、仲良くなります
- そういうおばちゃんと仲良くなると、値段を負けてもらったり有利な情報をもらうことができます
- ビジネス関係においては人脈がより広がります
- 就職においても、より有利になります。
バリ島移住でインドネシア語は必要かのまとめ
インドネシア語はちゃんと習った方がいいのか、の私の結論は
バリ島で就職、ビジネス、起業を考えているのなら、ちゃんとした語学教室で正しいインドネシア語を習得すべき
ということです。
その理由ですが
- インドネシア語は簡単な言語だが基本を押さえておく必要がある
- ローカルの方は使いやすいように言葉を変化させているので正しいインドネシア語ではない
- ビジネス書類などは正しいインドネシア語ができないと読み書きできない
という事からです。
そして、正しいインドネシア語を身に付けるには
- 語学学校や語学教室で習うのが効率的
- 早く身に付けたいのなら習ったことをガンガン実践で使う事
- 語学教室ならデンパサールのSiki-Baliがおススメ
です。
そして、インドネシア語を身に付けると
- 市場やワルンのおばちゃんと話ができるようになり、いろいろ得なことがある
- 人脈が広がり、ビジネスに有利
- インドネシア語ができると就職にも有利
といった利点が生まれます。
バリ島に移住、就職、ビジネスを計画している方、
ぜひ、語学教室でインドネシア語の基礎をみにつけてください。