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インドネシア語って簡単?実は難しいインドネシア語の勉強法とは?

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インドネシア語の勉強

インドネシア語は簡単と聞くけど本当ですか?
バリ島の友人がインドネシア語を教えてくれるというけど、それで話せるようになるのかな?
今回はこんな疑問にお答えします

結論から言いますと、正しいインドネシア語を勉強するのなら学校や語学教室できちんと習った方が良いです。

インドネシア語は世界で最も難易度が低いやさしい言語と言われていますが、実際使ってみると難しい面もあります。
その為、友人から習っているだけでは正しいインドネシア語は身に付かないでしょう。
特に高齢者がインドネシア語を勉強するのであれば、文法、単語、発音などを正確に教えてくれる学校や語学教室が一番よいのです。

この記事では、インドネシア語が簡単と言われる理由や、実際使ってみて難しい点、そして学校で勉強するのが良い理由などを紹介していきます。

旅行でバリ島に行くのであれば、インドネシア語は必要ありませんが、バリ島に移住し仕事やビジネスをするのであればインドネシア語は不可欠
学校や語学教室で正しいインドネシア語を身に着けて、バリ島移住生活を快適に送りましょう。

YouTube動画でも解説しています

インドネシア語が簡単と言われる理由

インドネシア語は難易度が低く、世界で母国語の次に使うのが簡単な言語と言われています。
なぜインドネシア語はそれほど簡単と言われるのか、その理由をシェアします。

インドネシア語は近年作られた言語

インドネシアは多民族国家で、地域ごとに言葉も文化も違います。
しかし、言葉がバラバラでは、国として成立しません。
そこでインドネシアが独立する時、すべての国民が簡単に覚えられて使える共通言語としてインドネシア語が作られました。

インドネシア語は学校で習う言語

インドネシアの各家庭では通常その地域に昔から使われている現地語を使っています。
その為、生まれた子供も周囲で使われている現地語を最初におぼえます。
そして、就学してから学校でインドネシア語を覚えるのです。

ただ、最近はテレビやインターネットがあるので、就学以前にインドネシア語を覚えている子も少なくないそうです。

文法、単語、発音が簡単

インドネシア語は単語を並べれば通じると言われるほど簡単な文法です。
また、過去形にするにはsudahを、未来形にするにはmauを、疑問形にするには、文末に?を付ければ通じます。

単語の数も大変少ないです。
日本語は単語数が5万語あると言われていますが、インドネシア語の単語は3000語しかありません。

また、発音もローマ字読みすれば、だいたいの単語が発音できます。
ローマ字読みで通じるのは日本人にとってありがたいですよね。

このように、インドネシア語は文法、単語、発音ともとても簡単なので、何度が低い言語と言われているのです。

世界で一番簡単な言語と言われ、私もバリ島に来たのですが、実際バリ島で暮らしてみると意外と苦労が待っていたのです

実は難しいインドネシア語

世界で最も簡単なインドネシア語。
しかし、実際バリ島で生活してみるとインドネシア語の難しい面に気が付くのです。

細かいニュアンスが伝わらない

インドネシア語は簡単な文法、単語なので細かいニュアンスや情報を伝えるのが難しいのです。
特に、日本語をインドネシア語に翻訳する場合、インドネシア語では表現できない言葉や文章が沢山出てきます。

例えば、日本語の「まったり」
これに対応するインドネシア語はありません。近い言葉はあるのですが、ニュアンス的にちょっと違う。
「うざい」もインドネシア語への翻訳が難しいのです。

接尾辞、接頭辞で単語のバリエーションを増やしている

インドネシア語は単語数が3000語と言われています。少なくて覚えるのも簡単!
しかし、この少ない単語数でコミュニケーションを取るために、単語を変形させて語彙を増やしているのです。

単語の変形とは、単語の前後にワードを付ける事。
辞書などに乗っている単語は語幹と言われる基本的な単語で、この語幹に接頭辞、接尾辞を足して語彙を増やしています。
同じ語幹でもつける接頭辞、接尾辞によって意味も違ってくるのです。

インドネシア語は単語数が少ないから覚えるのも楽!
と言われますが、実際は接頭辞、接尾辞を付けることにより語彙を増やしているので、これらを理解し正確に翻訳するのは大変難しいです。

日本人には難しい発音がある

インドネシア語は基本ローマ字読みをすれば発音できますが、中には日本人には難しい発音があります。

「L」と「R」ですが、どちらも「エル」と発音しますが、「R」は巻き舌になります。
この巻き舌の発音、できない方も多くいて、旨く発音ができないのです。

「e」という文字ですが、「エ」と発音する時と「エ」と「ウ」の中間の発音をするときがあります。
その為「Benoa」という地名、人によって「ベノア」となったり「ブノア」となったりします。
この「エ」と「ウ」の中間の発音は日本人には難しく、またどんな時に「エ」になってどんな時に中間の発音になるのか、その判断もなかなかできません。

これはインドネシア語に限ったわけではありませんが、子音で終わる単語の発音は日本人には難しいです。
いいえ(NO)という意味の「Tidak」、最後がkという子音で終わっています。
ですので、本当は「ティダッ(ク)」と音にならない「ク」が付くのですが、日本人は「ティダック」と最後まで発音してしまいます。

このように、日本語の文字にない字は日本人には聞き取るのも、発音するのも大変難しいのです。

このように、実際バリ島に住み始めて直面したインドネシア語の難しさ。私は語学教室に通う事で克服したんです

インドネシア語は学校や教室で勉強

意外と難しいインドネシア語、特にビジネスなどに使うのでしたら学校や語学教室で正しいインドネシア語を勉強しましょう。

友人からは正しいインドネシア語は学べない

語学は習うより慣れろ!友人たちと話していれば自然と覚える。
なんて言われますが、正しいインドネシア語は友人たちとの会話だけでは学べません。

友人たちの会話は口語体。
口語体の場合、単語の接頭辞や接尾辞を省略したり、文法も主語、目的語などを省略し簡単な言葉にしてしまいます。
また、LINEやWhatsAppではなるべく入力を楽にするために、単語自体を省略することがあるのです。
(私という意味の”saya”をLINEなどでは”sy”と省略します)

このため、友人たちとだけコミュニケーションを取る場合はいいのですが、新聞やニュース、契約書、ビジネス文章など正式なインドネシア語の読み書きができなくなります。

高齢者は体系立てて勉強しないと覚えられない

子供たちはちゃんと教わらなくても、どんどんインドネシア語を覚えていきます。
また、学校でもちょっと勉強しただけで、すぐに理解できるようになります。

これは子供の脳がまだ柔らかく、容量がたっぷり残っているから。
年を取った私たちの脳は固く、空き容量も少ない。
子供のように、聞いただけ、ちょっと習っただけではなかなかインドネシア語を覚えられないのです。

こんな固くなった頭でインドネシア語を覚えるには、体系立てした授業で覚えるのが一番効率的
単語も接頭辞や接尾辞とは何か、これが付くとどうなるかという事を理論立てて教わって初めて理解し覚えることができます。
その為にも、学校や語学教室でちゃんと勉強するのが一番の近道なんですね。

筆者もバリ島移住をして、まずは語学留学校でインドネシア語を習いました。
その際、選んだのが語学留学校SIKI Baliです。
なぜSiki Baliを選んだのかは、以下の記事で詳しく解説していますので、インドネシア語習得を考えている方はぜひ参考にしてください。
バリ島語学留学としてSiki Baliを選んだ理由。

友達と話す程度の事なら、住んでいれば自然に覚えるかもしれませんが時間もかかります。短時間でちゃんとしたインドネシア語はやっぱり学校や語学教室に行かなくてはいけませんね

インドネシア語は簡単なの?まとめ

今回はインドネシア語は簡単か、難しいか、そして勉強方法はどうするのかという事について情報シェアしました。

インドネシアは多民族国家であり、言葉も文化も地域によって違います。しかしこれでは国としてまとまることができないので、誰でも簡単に使える言葉として独立する時にインドネシア語を作りました。
文法も簡単で、単語数も少ない事から世界で最も優しい簡単な言語と言われています。

しかし、実際にインドネシア語を使ってみると難しい面も沢山あります。
簡単な言語ゆえ、細かいニュアンスや情報を伝えるのに苦労し、日本語からの翻訳も大変難しい。
また3000語しかない単語に接頭辞や接尾辞を加えることで語彙を増やしており、それらを理解し覚えるのも大変。
さらに、日本語にはない発音があるため、完璧な発音ができる日本人は数少ないです。

簡単なようで難しいインドネシア語。
子供たちは柔らかい脳ですらすらと覚えていきますが、脳が硬くなった高齢者は覚えるのも大変。
また、日常会話は簡略化された口語を使っているので、ビジネス文章など正式なインドネシア語は日常会話からでは習得できません。

だから、特に高齢者やバリ島でビジネスを考えている方は、学校や語学教室で正しいインドネシア語を体系立てて勉強しなくてはいけないのです。

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